Kayak

 

カヤックは海でも川でも池でも湖でも使えて、色々な用途に使える素晴らしい乗り物ですが、
Cetusは最も好きで最も得意な分野の「海のフォールディングカヤックのスペシャリティー」に徹しています。


カヤックに乗って大海原に漕ぎ出しましょう!

シーカヤックは自由な乗り物です。
Cetusは自分の力で漕ぎ出したい人を応援するシーカヤック屋です。

 
最初のカヤック体験はレンタルのカヤックでツアーに参加するのが一般的で、それは全く間違った始め方ではありません。
ツアーに参加すれば自分だけ(或いは自分と仲間だけ)では行けないようなところに行けたり、学ぶことなどもあればそれはそれで意義のあることです。
しかし、借り物の道具で人の後を着いて行くのと、自分の愛艇に乗って自分で行くのとではまるで次元の違う別物の体験になります。
シーカヤッキングは、言ってみれば運動(パドリング)と主に景観を楽しむことの組み合わせなわけですが、極端なことを言ってしまえば同等の運動はどこでも出来るし、人に景勝地へ案内してもらい、そこへ行くことが目的なら、カヤックを漕ぐより合理的な方法が他にあります。では何が楽しいのかと言えば、経験を積み、気象や海について学び、それらを活かすことの出来る充実感を得ることや、それらを総動員して技術や体力に応じた計画を立てること、開放感や緊張感を味わうことなどが、シーカヤッキングの楽しみの最も大きな部分を占めているのではないかと思います。
本当のシーカヤックの楽しさを体現したければ、いずれ自分のカヤックを手に入れて、自分(或いは自分と仲間)だけの力で漕ぎ出してみてください
始めのうちは目と鼻の先の岩場までだって良いんです。それでも物凄く緊張する人もいると思います。しかし人に連れられて行った時とは目に入る光景が全然違ったものとなり、見慣れた風景も新鮮に映ります。そして、物凄い緊張感の先には、大声で笑い出したくなるような底知れぬ開放感が待っています。
レベルに応じてやれることをやっていれば、ずっとそんな新鮮で自由な気分を体現させ続けてくれるのがシーカヤックです。 
 


Delphina

自分に必要なカヤック、欲しいと思うカヤックを形にしたのがDelphinaです。
製品化に向けて只今準備を進めておりますが、
4月中には公開予定です。
ご期待ください!
 
 
プロジェクト進行中です。まだBlogの記事ですがこちら⬇️をご覧ください

・Cetusの新しいフォールディングカヤック
プロトタイプ1号艇完成しました!
・Cetusの新しいフォールディングカヤック -その2
初乗りしました
・Cetusの新しいフォールディングカヤック -その3

 

勘の良い方、研究熱心な方はお気付きかと思いますが、このカヤックは老舗カヤックメーカーのフジタカヌー ALPINA-1がベースになっています。
最初は0からオリジナルのカヤックを作ることを考え、色々模索したり調べたりしていたのですが、その最中にシーカヤックとしてのALPINA-1 450の基本性能の完成度の高さが、かなり理想に近いものだったことが判明(正直に白状すれば、それまでFeathercraftにばかり乗っていたので、ALPINA-1は結構前から存在していたのにも関わらず、恥ずかしながらこのカヤックについてあまりよく知りませんでした)し、ならばこれをベースにしてしまった方が合理的との考えに至り、経験を基に自分が使いやすいようにカスタマイズすることにしたわけです。
しかし、それでは単にALPINA-1 Cetus Customのような感じがしますが、そうではない理由があります。自分の考える旅の道具としてのカヤックは、裸のカヤック本体だけのことではなく、艤装や基本の装備品なども含めたトータルなパッケージングと捉えているからです。それがDelphinaです。

Delphinaの開発コンセプトは、ズバリ自分に必要なカヤック、自分が最も使いやすいカヤックです。
「売れそうな…」や「人気のありそうな…」などをコンセプトにはしていません。
私(Cetusのカサハラ)の最も好きなカヤックの使い方は1日から10日間くらい、海たまに川や湖を旅することですが、具体的なユーザー(自分自身と、自分と似た趣向や目的を持った仲間)がいて、用途も要望も明確です。何にも迎合することなく、それに合わせることがコンセプトとなっています。

コンセプトは「自分に必要なカヤック、自分が最も使いやすいカヤック」と書きましたが、そのベースとなる私のカヤックの用途や好みや要望などをもう少し詳しくご説明します。
 

 私(Cetusのカサハラ)のカヤックの使用方法や使用目的

  • フィールドは90%以上が海。
  • 1日に漕ぐ距離は15km〜40km以内が最も多く、長くても50km程度(稀にそれ以上のこともある)。
  • 日数は1日だけのこともあれば10日間程度までのキャンプツーリングをすることもある。
  • 10kmから20km位先の無人島を目指すことはあってもコースタルツーリングが主体。
  • 艇庫の前(決まったところ)から出して乗るのではない。
  • 同じところ(同じコース)で乗るよりは、離島も含めてあちこちに持って行くことの方が多い。
  • カヤックをご購入いただいたユーザーの皆様とのツーリングや講習など、仕事で使う頻度が高い。
  • 他人に注意を払いながらパドリングしなければならないことが多く、実際に助けたりしなければならないこともあり、自分だけ快適にパドリングできる性能があれば良いわではない。
  • 無駄を省き、シンプルで身軽にしておきたいが、仕事柄レスキュー用具や予備の装備、その他の共同装備などを携行する必要があることも多く、時には例えば大きな鍋などを積んで行くようなこともある。
概ねこんな感じです。

好みのパドリングスタイルや趣向

  • 30km以上周りは海ばかりで景色の変わらないところをひたすら漕ぎ続ける(そんな経験もあるけど退屈に感じる)ことより、景色の変化を楽しめるコースを好む。
  • 進む距離を伸ばすことり、変化に富んだ狭い岩場や洞窟などがあれば寄り道しながら進みたい。
  • どこかを拠点として同じところを往復パドリングするより、なるべくなら片道だけのパドリングにしたい。
  • 仕事としてはワンデイツーリングの方が比率は高いが、2泊以上10日以内程度のキャンプツーリングが最も好み。
  • 大袈裟な装備や豪華な装備を携行することより、なるべく身軽に行動したい。
  • 行った先でカヤックを借りるより、乗り慣れた自分のカヤックを何処へでも持って行きたい。
  • 海をツーリングする場合はFRPやポリエチレンのハードシェルより、骨と皮でできた構造のカヤックの乗り心地を好む。

カヤックに求める性能や機能

  • 高い安全性の確保は絶対に外せない基本中の基本。
  • フォールディングカヤックである。
    • ⇨ 電車・バス・飛行機・船など、車の自走以外の移動手段を利用したければ、これが最も現実的。

 

  • 長時間のパドリングでも疲れにくく、リラックスできる乗り心地。
  • とにかく最高スピードが速く出ることより、様々な条件や状況下で安定した使用感が得られることを優先。
    • ⇨ 「特定の条件では高性能を発揮するけど、極端に不得手な条件がある」などの反対。
  • とは言っても満足のできる範囲の十分なスピードが出せて、パドリングタッチが軽い。
  • 狭いところにも入って行きやすい手頃な大きさと操作性の良さ。
  • 風の影響を受けにくく、ラダーに頼らずともパドリングで進路の補正をしやすい。
  • 十分な荷物の積載量があり、荷物の積み込み積み下ろしがしやすい。
  • 十分な荷物と言っても、積載できる量は必要十分な量に留め、船体がハイボリュームになり過ぎないようにする。

 

  • 陸上で移動する際にも身動きのしやすいパッキングサイズと重量。
  • 宅配便で無理なく送ることのできるパッキングサイズ。
    • ⇨ 具体的にはゆうパック上限の170サイズ以内の大きさで、他の荷物を一緒に収納バッグに収めても上限の30kg以上になりにくいサイズ。
  • 飛行機の受託手荷物の規定に収まるパッキングサイズ。
    • ※ 航空会社毎に規定は異なるが。

 

  • 組み立て分解が容易で力や特別なコツが要らず、時間がかからない。
  • 準備や撤収に要する時間が少ない。
  • 丈夫で故障する箇所が少ない。
  • メインテナンスがしやすい。
  • ユーザー自身で故障に対処しやすい。
  • 修理部品が入手しやすい。
  • 修理代金が高価になり過ぎない。

 
その他、見た目が美しいとか愛着を持てることなども重要だと思います。
また、道具は重要ですが、所有することより使うことが第一です。それを使うための資金も必要なので、価格が高過ぎないことも大切かと思います。
Delphinaの用途は「1日から10日間程度の海の旅」がメインとなりますが、それは、私以外にも多くの人が実践している、最も現実的なシーカヤッキングの楽しみ方かと思います。ご自身の用途と合っていると感じたら、自信を持ってDelphinaをお勧めします。

 

補足:カヤックを選ぶ上での意外な注意点

例えば50kmの海峡横断に最適なスペックを持ったカヤックは、コースタルツーリングに合ったスペックを持ったカヤックより優れているわけではありません。その用途に合っているだけです。
しかし、前者の方がより立派な佇まいをしていて頼もしく見えるかも知れません。そして、とにかく立派なものを選んでおいた方が間違いなく、そっちの方が優れているのではと考えてしまう人は案外多いのではないかと思います。
しかし、90%の使い道がワンデイのコースタルツーリングの人が前者を選んでも、圧倒的に不便な思いをすることの方が多いばかりか、決して安全性が高まるわけでもありません。実用的であることとは、なんでも取り入れることではなく、用途にあった機能・性能を見極め、削るものは削ることでもあると思います。
これも長年の経験を通して感じていることです。特に初めてカヤックを選ぶ際などには、不確かな情報に惑わされず、こんな点にも注意してください。