Feathercraft Airline(フェザークラフト エアライン)

cetus-logo-navy80.png
Paddle Surf & Trip

Feathercraft Specialty Shop Cetus

Line Up Plain_wht_Right.png Airline

airline-logo.gifエアライン

Airlineは、Feathercraftの開発した全く新しいコンセプトのカヤックです。
従来大抵のシットオントップカヤックは、大変重いのが大きな欠点でした。
また、ダッキーと呼ばれる空気封入式のタイプのカヤックは、軽くて扱いも手軽ですが、剛性が低くカヤックらしいハルの形状に仕立てることも難しいのでスピードが劣り、風の影響も受けやすいなどの理由で、シーカヤックとしては不向きとされてきました。
しかし、これまでに培ってきたFolding Kayakのフレームの技術と、ウレタン溶着の技術を組み合わせることによって、Feathercraftはこれらの問題点を全て解決する全く新しいタイプ、
「Folding Sit-on-top Kayak」の開発に成功しました。

airline-all.jpg
上からJava、Gemini、Jet Stream
Airlineには三つのモデルがラインナップされています。


Java (ジャバ)

java.jpg

価格 CA$3,790(税別本体カナダドル価格)

例;入荷時にCA$1=¥85の場合 ¥338,257(消費税込)

Skill Level:初中級者~
Assembly Time:10 min
Length x Beam:4.68 m x 71 cm
Payload:204 kg
Pack Size:90 x 50 x 23 cm
Kayak Weight:15 kg

Javaは暖かい地方を旅するのに最適なツーリングカヤックです。一人用のシットオントップとしては比較的大きなサイズですが、重さはたったの15kgです。このサイズのポリエチレンのシットオントップカヤックと比較すると約半分の重量です。直進性を保つのに非常に有効なドロップスケッグが、キールフレームに組み込まれています。スケッグは追い波や追い風の中で特に威力を発揮します。前後のデッキには、一人分の十分なキャンプツーリングの道具を積載できるスペースがあります。シットオントップカヤックは、パドラーの座る重心位置が高くなりますので、ジャバは安定性を高めるために幅を広めにしてあります。
Javaは基本的にはシングル艇ですが、オプションのシートを取り付けることによって、タンデム艇としても使えます。タンデム艇として使用する場合は、併せてオプションのフリップアップダーをつけると格段に操作がしやすくなります。

セカンドシートキット + ラダー CA$365(税別本体価格)
Javaを二人乗りにするキットです。シート本体・取り付け用ベルト・バックル類・サイベルト・フットレストなどが全て含まれたセットです。
2011年からこのキットにラダーも追加になりました。ラダー取り付けに必要なビス ナット・リベットなどのハードウェア類、及びケーブルとケーブルなども全て含まれています。

Java用ラダーキット CA$298(税別本体価格)
こちらはセカンドシートの含まれないラダーのみのキットです。取り付けに必要なビス ナット・リベットなどのハードウェア類、及びケーブルとケーブルなど全て含まれています。

Gemini (ジェミニ)

airline-logo.gif
gemini.jpg

価格 CA$5,146(税別本体カナダドル価格)

例;入荷時にCA$1=¥85の場合 ¥459,280(消費税込)

Skill Level:初中級者~
Assembly Time:15 min
Length x Beam:5.5 m x 76 cm
Payload:272 kg
Pack Size:90 x 50 x 23 cm
Kayak Weight:22 kg

カストルとポリュデウスもきっと認める、スピードが速く、安定性が高く、軽く、快適な座り心地のハイバックシートのついたタンデムカヤックです。スケッグとフリップアップサーフラダーの両方が標準装備で、直進性と操作性の良さを兼ね備えています。
前後のデッキに荷物を積むことができ、二人分のキャンプツーリングの道具を積んで暖かい島の旅、シュノーケリングや釣りの足としての使い方に最適です。長さが5.5mあるタンデム艇としては驚異的な軽さ(22kg)ですが、フレームとエアチューブの組み合わせで、しっかりとした剛性を得ています。そして、この大きさのカヤックが90 × 50 × 23 cmのバッグ一つの中に収まってしまうのです!

カストルとポリュデウス:ふたご座 = ジェミニ で一番明るい星、ギリシャ神話リーダの双子の息子、船乗りの守護神

Jet Stream -Touring Surf Ski-(ジェットストリーム ツーリングサーフスキー)

airline-logo.gif
jetstream.jpg

価格 CA$5,527(税込本体カナダドル価格)

例;入荷時にCA$1=¥85の場合 ¥493,284(消費税込)

Skill Level:中上級者
Assembly Time:20 min
Length x Beam:5.87 m x 51 cm
Payload:120 kg
Pack Size:90 x 50 x 23 cm
Kayak Weight:20.5 kg

全長5.87m、幅51cm。間違いなく現在最も速いフォールディングカヤックです。Air-lineは他にない特徴的な製品ですが、その中でもAir-lineの他の二つのモデルとはちょっと趣が異なるのが、このジェットストリームです。このモデルは、シットオントップカヤックというよりはサーフスキー(:ライフセイビングの競技《スピードを競う》などで使用されるボート。サーフィン用のボートのことではありません。)と呼んだ方が相応しく、これは他には全く例のない、''フォールディング・ツーリング・サーフスキー'' なのです。ジェットストリームに乗ると、多くの人が最初は非常に不安定に感じます。しかしスキニーボート中毒になってくると、意外な程の安定感を感じるようになります。その秘密は、柔らかい乗り心地にあります。
ドロップスケッグとフリップアップサーフラダーが標準装備ですが、そのユニークな組み合わせが、様々な風や海上のコンディションでの操作性を高めています。ジェットストリームは、サーフスキーのようにワークアウトに最適なボートですが、同時に一週間のトリップに適応する能力も兼ね備えています。荷物を積むときは、デッキのエアチャンバーの空気を抜き、荷物を詰めてから空気を入れます。見た目のイメージよりずっと多くの荷物を長いバウエンドとスターンエンドに積むことができます。

Airlineの特徴

Sit-on-top Kayak(シットオントップ カヤック)の魅力

「パドラーがコックピットの中に入り込み、更にコクピット内に水が入らないようにしっかりとスプレースカートで塞ぐ」
このカヤック独特のスタイルは、カヤックの大きな利点でもありますが、「閉塞感がある」「沈したときの対処が簡単ではない」「気候によっては暑苦しいイメージがある(イメージだけでなく、実際にかなり暑苦しく感じることもありますが)」などのマイナス要因ともなるものです。そうしたマイナス要因を、パドラーの下半身を覆うデッキとともに取り払ってしまったのがSit-on-top Kayak(シットオントップ カヤック)です。
シットオントップ カヤックには、水の溜ってしまうコックピットはありません。沈したときのために、エスキモーロールや再上艇するための技術を習得する必要も、特別な用具(パドルフロートや排水用のポンプなど)を用意する必要もありません。カヤックを表に返すだけで、比較的簡単に再上艇することができます。再上艇が容易であることの利点は、沈した場合にばかり有利なわけではありません。java-dive.jpg遠いポイントまで泳いで行かなくても、「カヤックを漕いでポイントまで移動し、そこでカヤックをアンカリングしておいてシュノーケリングする」などの使い方に大変便利です。また例外もありますが一般的に安定性の高いモデルの多いシットオントップですが、足を水中に入れること(それができることもシットオントップならではの特徴です)によって更に安定性が高まります。安定性の高さと、狭いコックピットよりずっと道具を広げやすい特徴を持ちながら、更にカヤックの操作性の高さや身軽さを併せ持っているということが、釣り用ボートとして人気の高い理由にもなっています。
シットオントップの最大の欠点は、カタカナ発音とカタカナ表記では、「上に乗ったウン○」と同じになってしまうことです。

再上艇の難しいモデルや個人差もありますので、絶対に誰にでもどんな状況でも再上艇が確実にできるとか、再上艇の練習をする必要が全くないという意味ではありませんので、ご注意下さい。

普通のシットオントップより高い? 

こんな疑問を抱く人も多いかと思います。重量はポリエチレンのカヤックの半分でも、価格は2倍かそれ以上です。単純に価格を比較すれば高いのは事実ですが、それだけで価格と価値を比較することはできません。ポリエチレンのカヤックを保管する場所が無くて、仮に有料の艇庫に保管しておいたら、差額はあっという間に埋まってしまいます。そして、こんな高性能なシットオントップカヤックが、バッグに入れて持ち運べてしまうのです。「移動には車が必須」ということもありません。行動範囲が広まるのは当然ですが、例えば離島に行ったときには、「お金を払って自分の持っているのと同じカヤックを借りなければならない(しかも、大抵レンタルカヤックはカヤックツアーに参加する場合か、ホテルのすぐ前だけ
など使える範囲が制限され、自分のカヤックのように自由に使えるわけではありません。)」なんてこともないのです。

シットオントップは夏だけのもの?

シットオントップカヤックは「夏の物」というイメージを抱く人も多いようですが、そもそもカヤックはウォータースポーツであり、「シットイン」のカヤックだって多かれ少なかれ濡れることを思い出してください。オープントップだから夏用と限定する理由などもないのです。濡れやすいという理由でシットオントップを選ぶことに躊躇する必要はありません。Feathercraftのダグ・シンプソンは、真冬のカナダでもドライスーツを着てJet Streamに乗っています。シットインのカヤックでも、寒ければドライスーツを着るなどの対策が必要なことに変わりはありませんが、Airlineがポリエチレンのカヤックと比較して高価とは言っても、他のFeathercraftのラインと比較すると、エアラインのほうが¥10万程度安価です。差額で立派なウェットスーツやドライスーツを購入できるわけです。シットオントップが好きなら、冬だってエアラインです!

Folding(たためる)だけではなく、全てにおいて高性能

  • 重さは、従来のポリエチレン製の同等サイズのシットオントップカヤックと比較すると、約半分です。持ち運びが楽なだけではなく、パドリングタッチも断然軽くなります。
  • フレームによって象られたバウは、普通のカヤックと同様な水を切り裂く形状です。そこに鈍重なイメージはありません。
  • 多くのポリエチレンのシットオントップカヤックのように、水面をバタバタとうるさく進むようなことがなく、波をしなやかに吸収し、荒れた海面でも漕ぎ進みやすいのは、スキンカヤックやダッキーなど柔らかさのあるカヤックの大きな特徴です。
  • スピードの速い舟に仕上げるには、艇長を長くする必要がありますが、利点である柔らかさは仇ともなってしまいます。普通のエアチャンバーだけでは、艇長を長くしようとすると、剛性が低くなり過ぎて逆効果ともなってしまいますので、あまり長くすることができません。縦にマグネシウム/アルミニウム合金のフレームを三本走らせ、十分な剛性を得ているエアラインは、スピードの出るシーカヤックらしい長さを実現しています。

エアラインはこれらの特徴によって、固くて重いカヤックとも、柔らかすぎるカヤックとも別次元の、高い航海性能を誇るカヤックに仕上がっています。たためることは大き利点ですが、その他の性能面でも抜きん出た特徴を持っているカヤックです。

Airlineという呼称について
Airlineは、Airline(飛行機)などを利用して、どこへでも持って行けるというような意味合いと、これまでの普通のフォールディングカヤックとは違う、空気を入れて組み立てる形式=「空気もの」という意味合いでの「Air」、或いは軽さを象徴する言葉としての「Air」と、種類とか型など系列を意味する「line」をつなげた、「空気ものライン」のような意味とを掛け合わせた、洒落の効いた呼称です。エアライン」でこの製品系列を表しているわけですから、「エアラインシリーズ」などと呼ばないでください。せっかくの洒落が台無しです。

Airlineの構造

constrimg.gif エアラインの構造を図解したものが右のイラストです。船体は、4本の独立したエアチャンバーと、それを支える左右のガンネルとキールの3本のフレームによってによって形成されています。
パドラーはセンターエアチューブの上に座ることになりますので、水溜りの中に座るようなこと(プラスチックのシットオントップカヤックは、水溜りの中に座るような状態になってしまうものも多い。)にはなりません。
ドロップスケッグがキールフレームに組み込まれています。このスケッグの効果は非常に高く、これを使うことによって直進性が高まり、大変漕ぎやすくなっています。
エアラインのパッド入りハイバックシートは、どの向きにも対してもサポートがしっかりしているので大変快適な座り心地です。


drop-skeg.jpgドロップスケッグは全てのモデルの標準装備です。
手許のロープの操作で、カヤックに乗ったまま簡単に出し入れすることができます。


仕様・標準装備・オプション

カラー

colour_wheel_AIRLINE.gifデッキの素材は、丈夫で伸縮の少ないポリエステルです。
色は右の三色から選べます。

ハルは大変丈夫なデュラテック、色は黒です。
デュラテックについての説明はFC Technologyのページをご覧下さい。


シートのカラーは黒ですが、サンドも選べます。

フリップアップサーフラダー

rudder2.pngGeminiとJet streamには、フリップアップサーフラダーが標準装備で付属(Geminiはダブル艇用)しています。
Javaにはオプション設定となっています。JavaのラダーキットはCA$298です。


収納バッグと空気入れポンプ

pumpandbag.png エアラインには、シンプルなトラベルバッグが付属しています。このバッグのショルダーストラップは、サイベルトの片側と兼用となっています。少しでも無駄を省く工夫の一つです。
エアラインの組み立てに肝心な空気入れのポンプは、押したときにも引いたときにも空気の入るダブルアクションポンプが付属しています。


リペアキット

repair-kit.jpg リペアキットも全てのカヤックに標準で付属しています。
内容は、ハル、デッキ、スポンソン、その他シートなどカヤックに使われている全て種類の補修用生地、応急処置用のパッチ、フレームの保護潤滑剤のボーシールドT-9、接着剤はアクアシールと硬化剤のコトル -240です。これらを収納する防水バッグも付属しています。


組み立て説明書

組み立て説明書(英語)は付属しますが、組み立ての簡単なAirlineには組み立て説明のDVDはありません。

オプション

  • シートの色は黒が標準ですが、サンドに変更することもできます。
  • ジャバにはフリップアップサーフラダーとセカンドシートのオプションがあります。ジャバの項目をご参照ください。
  • 上記以外に特にオプション品のようなものはありませんが、特にシットオントップには下記のパーソナルテェーザーの装着はお薦めです。

Personal Tether

tether.gifエアラインに特にお薦めのオプションです。沈してカヤックを離してしまうと、風がある場合は思いの外速いスピードでカヤックが流されてしまいます。泳いで追いつかなくなってしまうことは珍しくありません。これは、沈した場合にカヤックと離ればなれにならないようにするための「Tether(つなぎ縄)」です。小さなスタッフサックの中には4.5mのウェビングが収められています。ウェビングの端を身体に巻いた付属のクイックリリースベルトまたはPFDに付け、スタッフサックの外側についたベルトをカヤックに取り付けます。
サーフゾーンで上陸する場合は、波に巻かれて絡んでしまうと逆に危険なので、上陸準備前に必ず外しておいてください。
価格: ¥4,200(税込)

ボーシールド T-9(4FL.oz.(約120ml)

T9-1.jpg使用する毎に必ずフレームが濡れることとなるAirlineの場合、フレームのメインテナンスは大変重要で欠かせません。
リペアキットに付属しているのは1.oz.ボトル(掲載の写真も1.oz.ボトル)ですが、当店で販売しているのは割安な4FL.oz.(約120ml)ボトルです。
ボーイング社が航空機用に開発した製品で、マグネシウム/アルミニウム合金のカヤックのフレームのメンテナンス用として、最高級の製品です。


  • 金属の表面に薄い膜を作り、カヤックのフレームを塩分や水分から守り、フレームのつなぎ部分の固着も防ぎます。
  • フレームをつなぎ合わせる部分や、エクステンションバーなど、金属同士の重なり合う部分や、金属が擦れるような箇所は、耐蝕加工が施されていても痛みやすく、特にそうした箇所に使用すると効果的です。
  • 使用する際はフレームを真水で洗い、良く乾かしてから塗布してください。T-9を塗る箇所に直接少量垂らし、布等でのばします。サラサラしているので、塗った実感がわきにくいかと思いますが、薄い膜を形成するものなので、大量に塗る必要はありません。
  • フレームを洗った後に毎回使用する必要性はありません。使用状況にもより、一概には言えませんが、概ね5〜6に一回、または乗る回数が少なくても半年に一回位を目安に塗布してください。
  • カヤックを一週間以上組み立てたままにするような場合は、組み立てる前にフレームをつなぎ合わせる部分や、エクステンションバーに、このT-9やSuper Libeなどの保護剤を必ず塗布してから組み立てることをお勧めします。フレーム固着防止(絶対とは言えませんが)に非常に効果的です。

カヤックのフレームの保護用にグリースを使用することは絶対にお勧めできません。砂粒などを付着させてしまい、逆効果になってしまいます。

価格 :¥1,575(税込)